聴覚障害で障害基礎年金2級を受給できました[24552]
相談者:女性(40代)
傷病名:聴覚障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約557万円
決定した年金額:約128万円
ご相談時の状況
小学校の入学前健診の聴力検査で聞こえについての指摘がありましたが、特に会話にも困っていなかったので病院は受診しませんでした。 就職してから、会議で遠くの声が聞こえないので補聴器を作成。 補聴器作成の時に耳鼻科の受診はせず、しばらくたってから「いつもより聞こえが悪い」と初めて耳鼻科を受診した時は、聴力がかなり悪化していました。 初診日がはっきりしない事、必要な書類を自分で揃えることができるか不安です、とお問い合わせをいただきました。
相談から請求までのサポート
手帳の級に記載された聴力から、数値として障害年金の基準に該当していることは明確でしたので、初診日の特定を丁寧に行いました。 覚えている範囲の病歴と受診歴、就職、結婚や出産等の環境変化の時期をお聞きしました。 初診日より前ですが、補聴器を作成した時の記録から、聴力が落ちてきた頃の日時が確認できました。 初診の病院はカルテ廃棄で書類を作成いただけなかったのですが、ご本人が保管していた初診の病院の聴力データに、言語聴覚士の方が説明しながら書いてくださったメモ書きも残っていて、有力な証拠となりました。 診断書は記載モレが3ヶ所あり、病院に追記をお願いしました。
結果
障害基礎年金2級が決定しました。次回更新までも長く認定されました。 初診日がはっきりしないからと諦めることなくご相談くださり本当に良かったと思います。