静岡・浜松障害年金相談センター

統合失調症で障害厚生年金3級を受給できたケース

相談者：男性（20代）／無職

傷病名：統合失調症

決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級

支給月から更新月までの総支給額：約121万円

決定した年金額：約58万円

ご相談時の状況

お母さまが相談会にお見えになりました。学校を卒業後、就職しずっと働いてきた息子さんが、ある時から怒りっぽくなり、急に退職願いを出してきてしまったり夜中に騒いだりするようになった。あまりに様子がおかしいので両親が病院に連れていき、以来、体調を見ながら何度か就職を試みるもすぐに退職になってしまう、といった状況でした。

相談から請求までのサポート

初診日がそれほど古くなかったため、初診日の証明に関しては心配していなかったのですが、できあがった初診日証明には、10年前に2回だけ受診した、現在廃院となっている病院についての記載がありました。今回の傷病とは関係がないことを確認し、ご家族に何度もヒアリングをした上でその旨を病歴申立書でしっかりと記載しました。

結果

障害厚生年金3級が認められました。ご家族からは、「病院からも無理でしょうと言われ、面倒なことも沢山あり自分では途中でやめていたかもしれなかった、やってみて本当に良かった」と喜んでいただけました。ご本人もご家族も仕事復帰を望んでおられます。障害年金を受給することで、まずは安心して治療を続けることが出来ます事を祈念しております。