静岡・浜松障害年金相談センター

【就労中】慢性腎不全で障害厚生年金2級を受給できました[21935]

相談者：女性（60代）／無職

傷病名：慢性腎不全

決定した年金種類と等級：障害厚生年金　認定日3級・現在2級

支給月から更新月までの総支給額：約317万円

決定した年金額：約108万円

ご相談時の状況

職場の健康診断で腎臓悪化の指摘を受けましたが、仕事が忙しく、再検査は受けませんでした。その後、別の病気で受診した際、腎臓について専門の病院で診てもらうよう言われたため、腎臓内科を受診し「慢性腎不全」と診断されました。人工透析を勧められましたが、その時は断りました。最初にアイアールにご相談いただいた時も、人工透析開始前で、「これから透析を始めると思いますが、忙しくて手続きの時間がとれないと思うので、サポートを依頼する時にはまた連絡します」とのこと、約一年後に再びご連絡をいただきました。年金を受給することにより、所得制限がありますか？と心配されていました。

相談から請求までのサポート

障害認定日頃は、透析開始前でしたが、数値的には透析が必要な状態でした。認定日時点では2級に該当するかどうかわからないことを説明の上、ご本人の希望により障害認定日請求として、2枚の診断書の作成を病院に依頼しました。出来上がった診断書を確認すると、内科で他の病気でも通院していた関係で、別傷病の初診日が記載されていました。今回はあくまで腎臓での申請ですので、腎臓の治療での初診日を記載いただくように追記をお願いし、ご対応いただけました。

結果

障害厚生年金3級の年金証書が届きました。年金事務所に電話をすると、「認定日は3級で認定されましたが、認定日後に透析開始が確認できるため、後から2級に改定されています」との確認がとれました。「年金支払通知書」「支給額変更通知書」が揃ってようやく振込金額が確認でき、ご本人も安心されていました。今後は障害厚生年金2級の支給が続きます。今もお仕事が忙しいと思いますが、なるべく無理をなさらずお過ごしいただければと思います。