静岡・浜松障害年金相談センター

【障害者雇用で就労中】てんかんで障害厚生年金2級を受給できました[22611]

相談者：女性（30代）／無職

傷病名：焦点てんかん

決定した年金種類と等級：障害厚生年金2級

支給月から更新月までの総支給額：約696万円

決定した年金額：約98万円

ご相談時の状況

最初は、仕事中に倒れて救急車で運ばれました。その時はよくわからなかったのですが、後日別の病院を受診して、てんかんとわかり、手術を受けました。手術後の今でも発作が月に1回位あり、1回発作が出ると同じ日に2回出てしまいます。発作時の記憶は本人には全くありません。

相談から請求までのサポート

最初に救急車で運ばれた病院はわかっていましたが、受診した時期がはっきりせず、最初の病院では古い時期なのでカルテが破棄されていました。ご自宅に残っていた資料（次に受診した病院で作成された、手帳用の診断書コピー）で「（前医を）受診した」ことがわかるのみで、2番目に受診した病院には資料が残っていたのですが、「一切提供することができません」と言われていました。その辺りを整理した上で、現在まで継続して通院し、薬を出してもらっている、てんかん専門のところに診断書の作成を依頼したのですが、出来上がった診断書には「知的障害」との記載がありました。「療育手帳も持っていないし、驚きました」とご家族もおっしゃっていたため、病院に確認しましたが、これで間違いありません、とのことでした。

結果

想定はしていましたが、審査の途中で日本年金機構から照会が入りました。この照会により、以前には病院から提供してもらえなかった資料の写しが提出され、審査が進み、遡り部分も認められて障害厚生年金2級に決定しました。お母さまが過去の詳細な記録をとっておられたこと、こちらからのお願いにすぐ対応くださったおかげで、無事決定したと思います。お母さまより「信じられない…本当に良かったです！」と大変喜んでいただけました。