【就労中】両側感音難聴で障害厚生年金3級を受給できました
相談者:男性(50代)/会社員
傷病名:両側感音難聴
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額:約204万円
決定した年金額:約58万円
ご相談時の状況
奥様からご連絡をいただきました。ポストにチラシが入っているのを見て、はじめて「主人が該当するかもしれない」と思われたそうです。聞こえが悪いので、職場や家族ともコミュニケーションがとりづらいとのことでした。
相談から請求までのサポート
数値からは基準に達しており、初診日が証明できるかが大きなポイントでした。初診日を特定するための参考資料を例示し、家の中を探していただきました。奥様がつけておられた手帳から初診日が判明し、病院に資料が残っていることも確認できました。 聴力については、初診直後に障害者手帳を取得した際には既に障害年金3級に該当する数値でした。その後は「耳の聞こえは変わらない」という理由から、認定日の時点では病院を受診していませんでした。 そのため、ご本人、ご家族の意思を確認し、ダメもとではありましたが障害認定日に最も近い計測日と、現在の2枚の診断書を提出し、申立書をつけて障害認定日請求として提出しました。
結果
障害厚生年金3級が決定しました。残念ながら認定日については「提出された診断書では、認定日の障害の状態を認定することができません」と却下となりました。しかし認められた現在について、「それだけでも大きいです、ありがとうございます!」と喜んでいただけました。