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相談者：女性（50代）／無職

傷病名：多動性障害、広汎性発達障害

決定した年金種類と等級：障害基礎年金2級

支給月から更新月までの総支給額：約342万円

決定した年金額：約100万円

ご相談時の状況

子供の頃から勉強も運動も、何でも人より良くできました。団体競技は苦手、時間がどうしても守れず遅れてしまうことなどありましたが、周りはそれを受け入れてくれていました。 大人になってから、ストレスでうつのような症状が出たり、ストレスがめまいや立ち眩みなどの体の不調として表れ、いくつかの病院を受診して、ようやく発達障害と診断されました。 忘れ物が多く、物を失くすことがよくあります。免許証も失くして再交付しました。後片付けができない、冷蔵庫に何でも詰め込んでしまうなど、日常生活でも困っています。

相談から請求までのサポート

小学校からの通知表を全て持ってきてくださいました。ご自身で年金事務所に行って必要書類を入手し、年金事務所の窓口の方の指示のもと、ある程度書類を集めておられました。 しかし、最初に必要な書類が未入手でしたので、その書類を依頼するところからスタートしました。病歴などのヒアリングでは、話があちこちに飛んでしまうことがあり、一旦おいて改めて聞き取りをさせていただくことで、だいぶ状況が整理できました。

結果

障害基礎年金2級に決定しました。最初にお会いした時は、日常生活の支障の大きさが見た目からは全く分からず、障害年金の対象になるかどうかの判断も難しかったのですが、お話をお聞きすればするほど、目に見えない分、ご本人もご家族も余計に大変なのだなと感じました。 無事決定し、ご夫婦で安心していただけました。