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相談者：男性（50代）／A型事業所で就労中

傷病名：統合失調症

決定した年金種類と等級：障害基礎年金2級

支給月から更新月までの総支給額：約252万円

決定した年金額：約83万円

ご相談時の状況

高校の寮に入ってから帰省時に暴れるようになり、精神病院に入院しました。その後就職しましたが、妄想がひどく暴れる行為もひどかったため、通院を続けていました。10年以上通院していない時期がありましたが、新しい仕事を始めて病状が悪化し、通院を再開しました。現在は一人暮らしで週に1回、訪問看護ステーションの方に来てもらって家事援助を受けています。訪問看護の方から障害年金のことを聞きましたが、自分一人ではよく分からないのでこちらに頼みたくて、とご兄弟から相談をいただきました。

相談から請求までのサポート

最初に、日常生活の支障についてヒアリングをさせていただきました。全般的に訪問看護の方やご兄弟の支援が必要で、具体的なエピソードをたくさんお聞きしました。受診歴は、飛び飛びでしか分からなかったのですが、病院の相談室の方が親身になってくださり、受診日等が明らかになっていきました。初診日の証明は、何十年も前の初診日の記録が残っていて、書類を作成いただけました。診断書は、日常生活の支障の程度が実態より軽く書かれていたため、病院に確認をお願いし、国に提出しました。

結果

審査中、診断書記載の日付に関して整備するよう返戻が入りました。病院宛ての添え状を作成し、ご対応いただいた後、障害基礎年金2級が決定しました。ご兄弟から「年金証書は見当たらないが、15日に年金が振り込まれています」とご連絡がありました。色々と動いてくださったご兄弟には私共も本当に感謝しております。