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相談者：男性（40代）／障害者雇用で就労中

傷病名：軽度知的障害

決定した年金種類と等級：障害基礎年金2級

支給月から更新月までの総支給額：約388万円

決定した年金額：約82万円

ご相談時の状況

工場など単純作業を主として何社か就職しましたが、仕事が覚えられない、スピードについていけないなどの理由で、就職しては半年～1年半位で退職を繰り返していました。ハローワーク等で就職指導を受ける中、手帳の申請を言われ、初めて精神科を受診。WAIS検査で知的障害と診断され、療育手帳の交付を受けました。障害者雇用で働き始めて10年位たちますが、被害妄想やストレスで休職していた時期もあります。

相談から請求までのサポート

日常生活状況について、最初に文書でヒアリングさせていただいた際は、全般的にご本人は困っていない様子でした。しかし、実際には仕事が長く続かず転職をかなり繰り返していること、対人関係が苦手でトラブルになってしまったり、助けがないと買い物も役所の手続きも困難な状況ですので、ご家族がメモにまとめてくださった幼少期や就職してからの状況についてと合わせて、具体的なエピソードとして書類にまとめました。医師から「程度が軽いので年金は貰えないかも」と言われたそうですが、作成くださった診断書の内容から、対象になる可能性はあると考えました。

結果

申請から2ヶ月で、障害基礎年金2級が決定しました。年金証書のコピーをお送りくださった際に次回更新手続き等についてご質問があり、回答をさせていただきました。次回診断書提出年月まで5年弱ありますので、無理をせず安定してお仕事を続けて行かれればと思います。